旧笹森家住宅

旧笹森家住宅(国重文)
The Sasamori House

この建物は、宝暦6年(1756)の「御家中屋舗建家図」(武家住宅図台帳)に、佐々森(笹森)傳三郎の家として、平面図が記載されています。建築当初、仲町地区内北東部の小人町にあったものを、平成7年に所有者の小野氏から市が主屋と門の寄贈を受けたもので、解体した部材を一時保管し、平成24年に現在地に移築復元しました。建築年代が江戸時代中期で、同保存地区内で現存する最古の武家住宅として確認でき、座敷、常居等主要な部分の間取りが建築当初から変わらず、部材も当初からのものが多く残っています。小規模な住居ですが、玄関から広間を通り、床の間・縁側を設けた座敷に至る、接客を重んじる間取りなど、弘前城下における中・下級武家住宅の建築様式を伝える極めて重要な遺構として、平成28年2月、国の重要文化財(建造物)に指定されています。